現在ルール策定中ですので,今後変更となる可能性があります.
- 本タスクは部屋の片付けを通じて,物体認識と物体把持にフォーカスする.
- 本競技のルールは,World Robot Summit 2020 の World Robot Challenge の競技の一つ,Tidy Upのカスタマイズ版である.
- WRS2020ルールブックを参照し,本家ルールと違う点のみ本ドキュメントに示す.(本家ルールより本ドキュメントルールの方が優先される)
- 大会では,全参加チームが同時に競技(タスク)を実施する
- タスクは3回行われ,各チーム3回のうちの最高得点がそのチームの得点となる
- 各回の間にはインターバルが設けられる
- 本タスクでは標準機は設定されない.ロボットインスペクションを通過したロボットが出場可能である
- アリーナはWRS2020と同じものが用いられるが,オンラインチーム等一部チームでは完全に再現できないケースも許容される
- Known objects: 事前に運営委員から,3クラス(Food items,Kitchen items,Task items),各クラス3オブジェクト,全9オブジェクトのリストが公開される
- Unknown objects: 3クラス,各クラス1オブジェクト,全3オブジェクトが設定され,競技開始直前に運営委員より告知される.
- Boss-character: 本タスクではBoss-characterは設定されない
競技の数日~数週間前
- 各チームには,オブジェクトの現物が運営委員より郵送で届けられる
- Known objectsは届き次第開封し,調整に用いてよい
- Unknown objectsは,その旨が箱に書いてあるので,開封してはならない
競技の30分前から
- 運営委員はオブジェクトの初期設置場所を各チームへ伝えるので,各チームはその通りにオブジェクトを並べなければならない
- 運営委員は各チームへUnknown objectsの番号を指定するので,各チームはその番号の箱を開け,中のオブジェクトを取り出し,運営委員の指示通りに設置しなければならない
- タスクは全ての参加チームが同時に実施する
- タスクは3回行われ,各チーム3回のうちの最高得点がそのチームの得点となる
- チームの最高得点が最も高いチームの優勝とする
- Bonus Points
- Boss-character: Boss-characterは設定されない.そのため,これに関連したボーナスポイントはない
- Opening the three shelf drawers: 本タスクではボーナスポイントは与えられない(本タスクではドロアーは使われず,タスク実施中は常に閉じている)
- Search AreaはLong Table Bに限定される(全てのオブジェクトはLong Table Bに置かれる.Tall Tableや床にオブジェクトが設置されることはない)
- Search Areaのオブジェクト数は5つであり,4つがKnown object,1つがUnknown objectである
- Obstacle Avoidance AreaやFood Areaに置かれるものは,全てのクラスから選ばれる
- Obstacle Avoidance Areaには3つのKnown objectsが設置される
- Food Areaには2つのKnown objectsと1つのUnknown objectsが設置される
- 設置されるオブジェクトはFood itemsに限定されない
- Food Areaのオブジェクトは,お互いに別のオブジェクトを隠すように置かれることはない
- YCBオブジェクトは使用されない
- 現在運営委員で選定中である
- オブジェクトはロボットに持ちやすいものが設定される.例えばFood itemsでは,2019年や2020年のオブジェクトリストのようなものが選ばれる
- タスクの理解の参考に,こちらの動画を合わせてご覧ください