Skip to content

Latest commit

 

History

History
306 lines (159 loc) · 7.14 KB

Fusion360-CAM.md

File metadata and controls

306 lines (159 loc) · 7.14 KB

Fusion360 の CAM の設定

ぐぐったら、公式リファレンスがあった。これをちゃんと見るのが良さそう。
http://help.autodesk.com/view/fusion360/ENU/?guid=GUID-876FEBF5-2B91-46C2-B9A5-23542418037B


Fusion360 の CAM の構成

  • セットアップ

    • 新しいセットアップ(ストックなどの設定)
  • 2D

    • 2D 輪郭(切断)
    • 2D ドリル加工
    • 2D ボア加工と、2D ポケット加工の違い
  • 3D

    • [粗取り] 3D 負荷制御(3D ポケットよりも、多分こっちの方が優秀)
    • [粗取り] 3D ポケット加工
    • [仕上げ] 走査線
    • [仕上げ] モーフィングスパイラル
  • アクション

    • シミュレーション(パスのチェック)
    • ポスト処理(g code の書き出し)

3D の曲面を切削する時は、大きく削る粗取りしてから、仕上げのよう。
ここでエンドミルを細いのに変えても良い。


エンドミルの種類

フラットエンドミル
ボールエンドミル



セットアップ

新しいセットアップ

「セットアップ > 新しいセットアップ」

ストック、ワーク座標系の設定など、

※ワーク座標系
ここで指定した原点を元に、g code の座標が計算される。
デフォルトでは、モデルのバウンディングボックスの中心。
右上や、右下などが良さそう。

また、切り出す部材と関係ないところに、ドリル加工の穴を用意して、その中心を原点にしてあげると、機械が止まって、マシンの原点の設定が吹っ飛んでも復旧できそう。

photo



2D

2D 輪郭

「2D > 2D 輪郭 / 2D Contour」

切断する。

ツール

エンドミルを指定

輪郭

輪郭を指定と、タブ(固定用の切り残し)の有無
photo

タブ位置は、距離ごとに自動で設定と、手動で設定があった。
photo

高さ

ボトム高さ
切断の時は、余裕を持って -1mm に。捨て板まで彫り込む。 photo

パス

アップカット(右)に変更
photo

複数深さ
今回の合板は、3mmずつ。
[均等切り込みを使用] にチェックを入れる photo

photo

円滑化、チェックを入れておく
photo

リンク

進入動作の、進入と退出のチェックを外す

ランプにチェックを入れる
photo


ドリル加工

「ドリル > ドリル」

ツール

エンドミルを指定

図形

同じ直径を指定で、複数の穴を自動で選べた。
photo

面を指定にすると、イラレなどのソフトの正確には円ではない穴が認識できない。
その時はスケッチでも書いて、穴を開ける場所を設定。
スケッチで穴を決める時は、深さが情報としてないので、深さを自分で指定。(24mm 合板に貫通される時は、深さBottom を25mm)
photo

高さ

輪郭と同じで、Bottom を -1 mm に。

サイクル

サイクルのところで、[深穴ドリル - 完全退避]にして、少し彫り込んで、完全に上に戻るの繰り返しに設定。
一気に開けようとすると発火した。
ベック深さは、1回に彫り込む深さ。
photo


2D ボア加工と、2D ポケット加工の違い

「2D > ボア」
「2D > 2D ポケット」

どちらも彫り込み

ボアは螺旋降りていく彫り込む、ポケットは彫り込んでから広げて平面を作る (ボア : 左、ポケット : 右)
photo

ボアの方は円形のみ + エンドミルの太さx2より大きい彫り込みは、螺旋の中心が残る。
ボアのほうが、仕上がりがキレイっぽいけど、全部ポケットでも良さそう。
photo

ポケットの方は、輪郭と同じように、複数深さで、だんだんと彫り込むように設定する。
同様に、円滑化、進入と退出のチェックを外す。ランプはあらかじめ、螺旋になっているのでそのまま
photo

加工の結果

photo
photo

ちょっと、2D ポケットの方は跡が残るけど、全部これでいいと思う。



3D

[粗取り] 3D 負荷制御

「3D > 負荷制御」

大きなボリュームを削る

粗取り(最大切り込みピッチ)からの、細かめの削りで、2段階で整えることができる
最大切り込みピッチで 2mm、中間切り込みピッチで 0.25mm など

photo

3D ポケットよりも、多分こっちの方が優秀。
ストックとの関係とかも含めて。
メッシュからの切削パスはこれを使うのが良さそう。
多少、計算が遅い...

STL ファイルからのパス作成はこっちに詳しく。
https://github.com/naysok/Study-CAM-Fusion360-CNC/blob/master/STL-CAM.md


[粗取り] 3D ポケット加工

「3D > 3D ポケット」

大きなヴォリュームを削る
photo

パス

最大切り込み深さで一度にどれだけ削るかを指定。
仕上げ代という設定もあるので、それも含めて、多分決めていけば。

photo


[仕上げ] 走査線

「3D > 走査線(Parallel Finishing)」

走査するように滑らかに仕上げる

photo

パス

切削ピッチという設定がある。細かさ


[仕上げ] モーフィングスパイラル

「3D > モーフィングスパイラル」

渦を巻くように滑らかに仕上げる

photo

パス

切削ピッチという設定がある。細かさ

間隔みたいな設定があって、デフォルトではエンドミルの半径。
内側から外側からみたいな設定もある。



アクション

シミュレーション(パスのチェック)

「アクション > シミュレーション」

パスのチェックする。
エンドミルと材料の衝突など。

photo


ポスト処理(g codeの書き出し)

「アクション > ポスト処理」

photo

書き出しの設定で g code の方言の指定

photo