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20140824-summer_festival_around_puroland.md

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夏祭 around さんりおぴゅーろらんど

2014年7月から8月にかけて、やたらとピューロランドの近隣のギフトゲートやサンリオショップにキティが出かけていきピューロランド夏イベント『夏祭 in さんりおぴゅーろらんど』の宣伝をしていたので、ちょっくらまとめてみようかなと。ピューロランドからキティがギフトゲート等に向かってイベントをすることは普段からよくあることではあるが、なんせ今回のは目的意識がきちんとしたイベントのように感じられたので。

イベントスケジュールと目的

自分が把握している範囲でイベントの日程をリストアップしてみる。他にもまだあったかもしれない。ピューロランドで夏イベント『夏祭 in さんりおぴゅーろらんど』は7月19日から8月31日なので、時期がちょうどあわせてあるようだ。

開催地がどれもやたらと多摩センターに近く、イベントの内容が明らかにピューロランドへの誘導をしようというものであった。今までのイベントでも、冒頭の紹介でキティがピューロランドから来ていると言われることがありはしたが、今回のイベントのようにピューロランドに関するクイズを出したり、夏イベントの紹介を多数したり、ギフトゲートの前売り券をきちんと宣伝することはあまりなかったように思える。

今まではイベント会場でピューロランドのクーポンを配っていたりはしたが、着券しないとどれだけ効果があるかが分からないため、効果の測定には時間がかかったことだろう。昨年末からギフトゲートでの3000円パスポートが開始されたので、イベントによりピューロランドへの集客にどれだけの効果があったのかがすぐに分かるようになった。ギフトゲートでの3000円パスポートは普段から売られているものではあるが、イベント日に購入するとクリアファイルもつく。クリアファイルのデザインはプリモガーデンでのパーティの菓子入れ袋と同じで、表がキティで裏がダニエルのもの。

ケビンさん3大FAQでケビンさんが知りたがっていた事項の一つに「首都圏の外部公演はピューロランドへの集客につながっているか」があったが、それを検証するためのイベントではないかと勝手に考えている。

会場の様子

把握している範囲で9か所でイベントが行われたが、そのうち自分はららぽーと横浜、たまプラーザテラス、マルイファミリー海老名、モザイクモール港北、小田急百貨店町田店の5か所でイベントを見させてもらった。文章よりも写真のほうが状況が伝わるかと思うのでそれぞれの会場の雰囲気を。

7月20日ららぽーと横浜

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7月26日たまプラーザテラスは時間帯によって場所を変えていたので2枚

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8月10日マルイファミリー海老名

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8月17日モザイクモール港北

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8月23日小田急百貨店町田店

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行った中では3連休の中日だったこともあってか7月20日のららぽーと横浜が最も賑わっていたようである。キティの衣装は5か所とも外部イベントでよく着てくるライトピンクの衣装だったので、他の場所でも同じ衣装だったことでしょう。お名前が分からないけれども、お姉さんも同じ人のはず。

8月10日のマルイファミリー海老名では店舗側のレポートを見つけた。

イベント内容

イベントはクイズ、ダンス、撮影会の3部構成。本社のイベント情報では、以下の説明文が付けられていた。

ピューロランドのクイズあり、お姉さんと一緒にダンスあり♪当日はサンリオピューロランドの楽しい情報もお届けします!

イベントの最後には写真撮影会もあります。ぜひかわいいキティちゃんに会いにきてくださいね!

この説明文から、ピューロランドの宣伝を前面に出してきているであろうことが事前に分かる。イベント名称は特に決められていなかったようだけれども、『ハローキティとダンス&写真撮影会』でいいのかな。

クイズの前のアンケート

クイズの前にアンケートとして「ピューロランドに行ったことがない人」と質問する。わざわざ否定形での質問文。この質問には大体1割くらいの人が手を上げるので、MCのお姉さんは、8割くらいの人がピューロランドに来たことがあるようだ、といって進行していく。

だが8割もの人が来たことがあるとはやや考えにくい。アフィリエイトプログラム説明会におけるケビンさんのフェルミ推定ではファミリーの5-10%しかピューロランドに来ていないことになっている。

ファミリーが大多数であり3-4名で来場してくれる。首都圏のファミリーのうちの5-10%程度が来場していることになるが、サンリオグッズを買ってくれているファミリーはもっといるはず。サンリオグッズを買ってはいるがテーマパークには来たことがないという層に対してアピールしていくことで40-50万人の追加来場が可能だと考えている。

いずれのイベント会場も首都圏の中では多摩センターに近い場所であり、なおかつギフトゲートやサンリオショップがあるショッピングモールに足を運んできているお客さんたちなので、5-10%よりかは大きな数字になるかもしれないが、多くても3割といったところだろう。そのような割合なので、肯定形での質問だとほとんどの人が手を上げないことになりかねないので、あえて否定形で質問したのだろう。

クイズ

本編におけるピューロランド関係のクイズはというと、以下の2問であった。それぞれ正誤問題で、頭の上に手で丸かバツを作ることで回答する。

  1. ピューロランドは屋外型であるか否か
  2. ピューロランドの入口は3階であるか否か

ご自身の根城についてのクイズなのに、なぜか悩んでいるキティ。

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念のため正解を書いておくと、屋外型は間違いで正しくは屋内型。バツを作るときのキティはいずれの会場でもはじけていたなあ。

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そして入口は3階で正しい。

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参加者の未回答をのぞいた場合の正答率はどちらも7割くらいだったろうか。未回答を含めると実際の正答率はもう少し下がる。

どちらのクイズも一度でも行ったことがある人にとっては簡単な質問であり、行ったことがない人に対して一般的な遊園地やテーマパークとは違うということを理解してもらうためのクイズだったのだろう。

クイズの後には軽く補足説明がつく。屋外型ではないという回答が発表された後には、季節や天候や気温に関係ないため快適であるとか。3階が入り口であることの補足としては、3階からエスカレータを降りると知恵の木があるなど。3階から1階に降りることを言葉で説明をしてはいたが、行ったことがない人にはイメージがわきにくそう。映像が欲しい。港北ならビンゴゲーム用に液晶があったことだし、流用すればよかっただろうに。

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ダンス

クイズの後には『ライドオンリズム』でダンス。今ならばピューロランドの館のレストランで毎日キティがプチライブ『Join!☆Kitty』をやっていて、3曲あるうちの2曲目が『ライドオンリズム』なので、踊り足りない人はピューロランドに行きましょう。

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撮影会

ダンスの後は整理券を持った人がキティと撮影できる。整理券の枚数や配布方法は日によって異なっていた。整理券は1回につき15枚から30枚かな。配布方法は各イベントの30分前から整理券配布を始めるパターンと、すべての回の整理券配布を開店時から行っているのの2種類を確認。前者の場合、整理券配布のための列ができるため、実際には45分前くらいに列に並ぶ必要があったように感じられた。後者の場合は1回目のイベントが終わるころにはまだ2回目や3回目の整理券がまだ残っているような具合であった。

配布方法が前者のように各回ごとに配布では撮影会で整理券が行方不明になることはあまりなかったが、後者のように配布から撮影会まで時間が空くと整理券を持った人が現れないことが多数あり整理券が無駄になることが多かった。モザイクモール港北では1回につき20枚であったが、2回目の回では5枚が行方不明になっていた。かといって前者のパターンだと同じ人が何回も整理券をもらうことが発生しうるし実際に発生していたので、キティとの撮影の機会をあまねく提供するには後者のほうがよくもあり。難しい。

撮影会の最中には、MCのお姉さんがピューロランドの夏イベントの紹介を口頭でしていた。紹介される頻度が高かった順だと、『ARIGATO EVERYONE! 光のパーティ』、『夏フェス☆マーチングパレード』、盆踊り、キャラクター屋台、かな。いずれも7月19日から始まったショーとイベント。言葉だけでの説明なので伝わりにくい。映像を映すことが難しいならパネルを出すくらいあればよかったかも。イベント会場には夏向けのポスターを張り付けたパネルが置いてあったことだし。

撮影会のセクションなのに全然撮影会のことを書かないのも何なので。キティが膝の上に子供を乗せて左右にゆすっていたのはとてもほほえましかった。

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自分は整理券をもらうために並んだり、もしくは早めに現地に行ったりするのは面倒だったので、一度も整理券をもらいに行かず。たまプラーザテラスは人待ちの関係で3回イベントを見はしたが、それ以外の会場ではいずれも1回ずつしか見ていないので、2回目以降のが余っていてももらうわけにもいかず。ピューロランドに行けばいつでもキティとお写真を撮ってもらえることだし、現地の人に譲っておこうかと。ただ、キティに整理券を持っていないのかと聞かれたときに、持ってないと答えたらすねられてしまったので、一回くらいは参加しておいた方が良かったかもしれない。反省。

例外

基本的にどの会場でも前節に書いたイベント内容と同じ形式であるが、店舗によっては例外的なものもあった。

ビンゴ

モザイクモール港北の港北ギフトゲートはもともとエンターテイメントショップという分類に含まれていたフラッグシップ店だったため、エンターテイメントショップという分類がなくなった今でも普段からショップでイベントを行っている。今回の『ハローキティとダンス&写真撮影会』では唯一モザイクモール港北でのみ本編のイベントとは別にビンゴゲームが用意されていた。イベントの進行はギフトゲートのお姉さんではなく、イベント本編と同じお姉さん。キティもビンゴカードを持って参戦。ビンゴシステムはいつものと同じで Flash のやつ。この時のみキティは左手に鈴を付けている。この鈴はビンゴに参加するともらえ、色は三種類あったかな。

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ビンゴゲーム中のキティは自身のカードにある番号が出るように、頭にカードがめり込むほどに強く祈ったり、ビンゴボールに狙いを付けていたりした。

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しかしビンゴ運がないためか全然当たらずに頭を抱える。

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最終的にキティは24個中5個しか当たらなかった。期待値は8個なのに。まあ6個しか当てられなかった自分が言うのもなんだけど。8個目の番号でやっと1個開いたと喜んでたら、隣にいた子はその8個目でリーチだったし。やはり子供の強運にはかなわない。

狭い会場では写真撮影会のみ

小田急百貨店町田店はイベント会場が狭かったため、アンケートもクイズもダンスもなしで写真撮影会のみであった。他の店舗でも同様の措置が取られたところもあったかもしれない。

9月以降の予定

今回のイベントではピューロランドの夏イベントに日付を合わせて開始されたので8月で終わりなのかなと思っていたら、今度は少し日を開けて9月14日にららぽーとTOKYO-BAYで同じくピューロランドのクイズとダンスのイベントを行うようだ。イベントの説明文からすると今回のイベントとほぼ同じ内容になるのだろう。夏シーズンが終わってしまっているので宣伝内容の文句が変わりはするだろうけれども。

9月13日から10月31日までピューロランドはハロウィン期間になり、それに合わせて9月13日からパレード『ARIGATO EVERYONE!』が『ARIGATO EVERYONE! 光のパーティ』から『ARIGATO EVERYONE! バースデーセレブレーション』にマイナーチェンジするので、そのあたりの宣伝をすることになりそう。

続きが出るということは今回のイベントは十分に成果があったのだろう。めでたい。でもってハロウィンの後はクリスマスですよね。

Flickr アルバム

今回の『ハローキティとダンス&写真撮影会』の Flickr アルバムは以下。30分につき15枚程度なので枚数はどれも少ない。

どれか1回だけ行けばよいかなと最初は思っていたけれども、何度も行くことになってしまったのは、会場が近場でピューロランドに行く前に寄ることができたことや、普段からかわいいキティがこのイベントでは更にかわいかったことによるかな。