How To Build

How To build

サクラエディタを自分でビルドする方法を説明します。 通常はビルド済みバージョンをダウンロードして使ってください。

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基本的なビルド手順

基本的には sakura.sln を開いてビルドするだけです。

1. sakura.sln を開きます。
   
2. ビルド -> 構成マネージャー を開きます。
   
3. アクティブ ソリューション構成 を Release に変更して 構成マネージャー を閉じます。
   
4. ビルド -> ソリューションのビルド を実行します。

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ビルドに必要なツール

• Windows 10 … サクラエディタは Windows 向けアプリです。AndroidやiOS、UNIXでは使えません。開発環境として用意する場合の推奨OSは最新版Windows(Windows 10 Pro 64bit)です。
• Visual Studio … C++のコンパイラを含む統合開発環境です。サクラエディタをビルドするには Visual Studio 2017 以降が必要です。Visual Studio には複数のエディションが存在しますが、日本向けに出荷されているエディション (Community, Professional, Enterprise) であればどのエディションでも構いません。Visual Studio には macOS 版が存在しますが、macOS版でのビルドは検証されていません。もっとも多くのメンバーが検証しているバージョンは Visual Studio 2017 Community (Windows版) です。とくにこだわりがなければ Visual Studio 2019 Community (Windows版) を利用してください。(インストール方法)
• Git for Windows … GitHub のソースコードを取得するのに必要なツールです。zip版ビルドの場合はなくても構いません。Visual Studio 同梱版ではなく、公式サイトから個別インストールすることをお勧めします。
• CMake … GoogleTest のビルドに必要なツールです。Visual Studioに同梱されています。とくにこだわりがなければ Visual Studio に同梱されるバージョンを利用してください。
• Ninja … GoogleTest のビルドに必要なツールです。Visual Studioに同梱されています。とくにこだわりがなければ Visual Studio に同梱されるバージョンを利用してください。
• 7-zip … zipフォーマットの圧縮解凍ツールです。Windowsに標準搭載されるzipユーティリティよりも高速に動作します。ビルド用スクリプトで正規表現ライブラリのアーカイブを解凍するために利用しています。

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Visual Studio のインストールオプション

1. インストールコンポーネントの選択
   
   C++によるデスクトップ開発 を選択して続行します。
   他のオプションはすべて「デフォルト」のまま（触らなくて）大丈夫です。
2. 詳細オプションの選択
   
   Windows用CMakeツール のチェックは外さないでください。
   このオプションによりCMakeとNinjaがインストールされます。
3. おすすめのオプション
   
   必須ではありませんが GitHub拡張 を有効にしておくと何かと便利です。