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Yamasaki Tatsuya edited this page May 22, 2019
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39 revisions
Meevax は自分自身で使う事を目的に開発している Scheme 処理系です。
主にロボティクス分野での利用を想定して、C++ との密接な協調動作に重きを置いています。 最終手段として「C++ を用いて処理系自体をハックする」ことを常に強い選択肢と出来ることが強みです。
例えば、ガベージコレクションに C++ 標準スマートポインタを直接利用している点が他の Scheme 処理系との大きな差異でしょう。 また、すべてのオブジェクトから C++ 実行時型情報の形で型を取得することが可能です。
現在は R7RS 準拠を目標に開発を行っており、全標準手続きのサポートを以って v0.2.0 をリリースする予定です。 ネイティブコンパイラの開発計画は今のところありません。 C++ では手間が掛かりバグの混入しやすい部分を素早く実装する能力の提供が目的であるため、 動的要素を残して速くすることの難しい部分を速くすることはすっぱり諦めて、 速度の気になる部分は FFI を介して C++ で書いたものを呼ぶ事を基本戦略とすることを意図しています。