Tool to sync a file and a directory under overlayroot read-only environment
overlayroot_syncは、overlayroot利用時にファイルもしくはディレクトリをread-write領域にrsyncします。
これにより、ロボット実機ではread-onlyで開発を進めつつ、保存する必要のあるファイルもしくはディレクトリのみread-write下にコピーすることが可能になります。
overlayroot自体はこちらで確認してください
sudo apt install overlayroot (overlayroot自体のインストール)
git clone https://github.com/genkiiii/overlayroot_tool.git
cd overlayroot_tool
sudo make install
sudo overlayroot-sync <file1 path> <file2 path> <directory1 path>...
カレントディレクトリ以下を保存したい場合:
sudo overlayroot-sync ./
- apt updateやapt install等をしたい場合は、overlayrootに付属しているシェルスクリプト(overlayroot-chroot)を利用する。overlayroot-chrootは、ready-writeに再マウントして、ルートフォルダを変更するシェルスクリプト。
- overlayrootを無効にしたい場合、/etc/overlayroot.confを開き、overlayroot=""とした後、/etc/overlayroot.confをoverlayroot-syncで保存して、再起動する。
- overlayrootを有効にしたい場合、/etc/overlayroot.confを開き、overlayroot="tmpfs"とした後、再起動する。
overlayrootにより展開されたファイル(fstab)などを、overlayroot-syncを使いread-only下に保存するとマウント情報が変わってしまう。 上記作業後にoverlayrootを無効にして起動すると、誤ったfstabのため起動に失敗する。そのようなoverlayroot-syncで保存してはいけないファイルについて、rsyncのexclude fileオプションを用いて、''exclude_list''に書かれた名前のファイルを同期から除外している。