2023/04/08 時点の英語版に基づき新規翻訳

files/ja/web/api/readablestreambyobrequest/respond/index.md

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+---
+title: "ReadableStreamBYOBRequest: respond() メソッド"
+short-title: respond()
+slug: Web/API/ReadableStreamBYOBRequest/respond
+l10n:
+  sourceCommit: c58e8c1dd6ecbcb63894c7dd17fb9495b9511b4e
+---
+
+{{APIRef("Streams")}}
+
+**`respond()`** は {{domxref("ReadableStreamBYOBRequest")}} インターフェイスのメソッドで、 {{domxref("ReadableStreamBYOBRequest.view")}} に指定したバイト数が書き込まれたことを、関連する[読み取り可能なバイトストリーム](/ja/docs/Web/API/Streams_API/Using_readable_byte_streams)に通知するために用いられます。
+
+このメソッドが呼び出された後、 {{domxref("ReadableStreamBYOBRequest/view","view")}} は移譲され、変更できなくなります。
+
+## 構文
+
+```js-nolint
+respond(bytesWritten)
+```
+
+### 引数
+
+- `bytesWritten`
+  - : {{domxref("ReadableStreamBYOBRequest.view")}} に書き込まれたバイト数です。
+
+### 返値
+
+なし ({{jsxref("undefined")}})。
+
+### 例外
+
+- {{jsxref("TypeError")}}
+  - : リクエストが関連付けられた{{domxref("ReadableByteStreamController")}}を持っていないか、ビューバッファが切り離されていないか、移譲できません。
+
+## 例
+
+下記のコードは[読み取り可能なバイトストリームの使用](/ja/docs/Web/API/Streams_API/Using_readable_byte_streams)のライブ例から引用しています。
+
+このメソッドは、コンシューマーからの待機中の読み取りリクエストを履行するために、データのゼロコピー移譲を行う一環として、基盤となるバイトソースによって呼び出されます。
+基盤となるバイトソースは最初に {{domxref("ReadableStreamBYOBRequest.view")}} にデータを書き込み、次にこの `respond()` メソッドを呼び出して、バッファにコピーされたデータの量を示し、データをリーダーに移譲させます。
+
+下記のコードはこの用途を示すもので、データをビューにコピーするために `readInto()` メソッドを使用しています。
+
+```js
+const v = controller.byobRequest.view;
+bytesRead = socket.readInto(v.buffer, v.byteOffset, v.byteLength);
+controller.byobRequest.respond(bytesRead);
+```
+
+処理後、 `byobRequest.view` は切り離され、リクエストは破棄されます。
+
+## 仕様書
+
+{{Specifications}}
+
+## ブラウザーの互換性
+
+{{Compat}}
+
+## 関連情報
+
+- [読み取り可能なバイトストリームの使用](/ja/docs/Web/API/Streams_API/Using_readable_byte_streams)