2023/03/29 時点の英語版に同期

files/ja/web/api/shadowroot/index.md

@@ -1,55 +1,65 @@
 ---
 title: ShadowRoot
 slug: Web/API/ShadowRoot
+l10n:
+  sourceCommit: 9091d8b54a600e5b751c97b1e47261324ef475d8
 ---
 
 {{APIRef('Shadow DOM')}}
 
-**`ShadowRoot`** は Shadow DOM API のインターフェイスで、文書の DOM ツリーから分離してレンダリングされた部分ツリーのルートノードを指します。
+**`ShadowRoot`** はシャドウ DOM API のインターフェイスで、文書の DOM ツリーから分離してレンダリングされた部分ツリーのルートノードを指します。
 
 要素のシャドウルートへの参照は {{domxref("Element.shadowRoot")}} プロパティで受け取ることができます。これは {{domxref("Element.attachShadow()")}} で `mode` オプションが `open` に設定されて作成されたときに提供されます。
 
-## プロパティ
+{{InheritanceDiagram}}
 
-- {{domxref("ShadowRoot.activeElement")}} {{readonlyInline}}
+## インスタンスプロパティ
+
+- {{domxref("ShadowRoot.activeElement")}} {{ReadOnlyInline}}
   - : フォーカスを持っているシャドウツリー内の {{domxref('Element')}} を返します。
-- {{domxref("ShadowRoot.delegatesFocus")}} {{readonlyinline}} {{non-standard_inline}} {{deprecated_inline}}
-  - : シャドウが取り付けられたときに `delegatesFocus` が設定されていたかどうかを示す論理値を返します ({{domxref("Element.attachShadow()")}} を参照)。
+- {{domxref("ShadowRoot.adoptedStyleSheets")}}
+  - : シャドウ DOM のサブツリーで使用するために構築されたスタイルシートの配列を追加します。
+    これらは、同じ親 {{domxref("Document")}} ノードを共有する他の DOM サブツリーや、文書自身と共有されることがあります。
+- {{domxref("ShadowRoot.delegatesFocus")}} {{ReadOnlyInline}}
+  - : シャドウが取り付けられたときに `delegatesFocus` が設定されていたかどうかを示す論理値を返します（{{domxref("Element.attachShadow()")}} を参照）。
 - {{DOMxRef("ShadowRoot.fullscreenElement")}} {{ReadOnlyInline}}
   - : このシャドウツリーで現在全画面モードになっている要素です。
-- {{domxref("ShadowRoot.host")}} {{readonlyinline}}
+- {{domxref("ShadowRoot.host")}} {{ReadOnlyInline}}
   - : `ShadowRoot` が取り付けられた DOM 要素への参照を返します。
-- {{domxref("ShadowRoot.innerHTML")}} {{non-standard_inline}}
+- {{domxref("ShadowRoot.innerHTML")}}
   - : `ShadowRoot` の内部の DOM ツリーへの参照を設定したり返却したりします。
-- {{domxref("ShadowRoot.mode")}} {{readonlyinline}}
-  - : `ShadowRoot` のモードで `open` または `closed` の値を取ります。これはシャドウルートの内部の機能に JavaScript からアクセスできるかどうかを定義します。
+- {{domxref("ShadowRoot.mode")}} {{ReadOnlyInline}}
+  - : `ShadowRoot` のモードで `open` または `closed` の値を取ります。
+    これはシャドウルートの内部の機能に JavaScript からアクセスできるかどうかを定義します。
 - {{DOMxRef("ShadowRoot.pictureInPictureElement")}} {{ReadOnlyInline}}
   - : シャドウツリー内で現在ピクチャインピクチャモードで表示されている {{DOMxRef('Element')}} を返します。
 - {{DOMxRef("ShadowRoot.pointerLockElement")}} {{ReadOnlyInline}}
   - : ポインターがロックされている間、マウスイベントのターゲットとして設定されている {{DOMxRef('Element')}} を返します。
     ロックが保留中か、ポインターがロックされていないか、ターゲットがほかのツリーにある場合は `null` を返します。
-- {{domxref("ShadowRoot.styleSheets")}} {{readonlyInline}}
+- {{domxref("ShadowRoot.styleSheets")}} {{ReadOnlyInline}}
   - : シャドウツリーに明示的にリンクされている、または埋め込まれている {{domxref('CSSStyleSheet')}} オブジェクトの {{domxref('StyleSheetList')}} を返します。
 
-### イベントハンドラー
-
-- {{domxref("ShadowRoot.onslotchange")}}
-  - : [イベントハンドラー](/ja/docs/Web/Events/Event_handlers)で、 {{domxref("HTMLSlotElement/slotchange_event", "slotchange")}} イベントが発行されたときに呼び出されるコードを表します。
-
-## メソッド
+## インスタンスメソッド
 
 - {{DOMxRef("ShadowRoot.getAnimations()")}}
   - : 現在有効なすべての {{DOMxRef("Animation")}} オブジェクトのうち、ターゲット要素がシャドウツリーの子孫であるものの配列を返します。
-- {{domxref("ShadowRoot.getSelection()")}}
+- {{domxref("ShadowRoot.getSelection()")}} {{Non-standard_Inline}}
   - : ユーザーによって選択されたテキストの範囲または現在のキャレットの位置を表現する {{domxref('Selection')}} オブジェクトを返します。
-- {{domxref("ShadowRoot.elementFromPoint()")}}
+- {{domxref("ShadowRoot.elementFromPoint()")}} {{Non-standard_Inline}}
   - : 指定された座標における最上位の要素を返します。
-- {{domxref("ShadowRoot.elementsFromPoint()")}}
+- {{domxref("ShadowRoot.elementsFromPoint()")}} {{Non-standard_Inline}}
   - : 指定された座標における全要素からなる配列を返します。
 
+## イベント
+
+以下のイベントは {{domxref("HTMLSlotElement")}} からのイベントバブリングによって `ShadowRoot` で利用できます。
+
+- `HTMLSlotElement` {{domxref("HTMLSlotElement.slotchange_event", "slotchange")}} event
+  - : そのスロットに含まれるノードが変更されたときに発行されるイベント。
+
 ## 例
 
-以下のコードは、サイズと色の属性が指定された四角形の要素を作る [life-cycle-callbacks](https://github.com/mdn/web-components-examples/tree/master/life-cycle-callbacks) の例です。 ([ライブでも確認](https://mdn.github.io/web-components-examples/life-cycle-callbacks))
+以下のコードは、サイズと色の属性が指定された四角形の要素を作る [life-cycle-callbacks](https://github.com/mdn/web-components-examples/tree/main/life-cycle-callbacks) の例です。 ([ライブでも確認](https://mdn.github.io/web-components-examples/life-cycle-callbacks/))
 
 `<custom-square>` 要素のクラス定義の中に、外部関数である `updateStyle()` を呼び出すライフサイクルコールバックが含まれています。`updateStyle()` は要素のサイズと色を適用します。`this` (カスタム要素自身) を引数として関数に渡していることが分かるでしょう。
 
@@ -69,22 +79,17 @@ attributeChangedCallback(name, oldValue, newValue) {
 
 ```js
 function updateStyle(elem) {
-  var shadow = elem.shadowRoot;
-  var childNodes = shadow.childNodes;
-  for (var i = 0; i < childNodes.length; i++) {
-    if (childNodes[i].nodeName === "STYLE") {
-      childNodes[i].textContent =
-        "div {" +
-        "width: " +
-        elem.getAttribute("l") +
-        "px;" +
-        "height: " +
-        elem.getAttribute("l") +
-        "px;" +
-        "background-color: " +
-        elem.getAttribute("c") +
-        ";" +
-        "}";
+  const shadow = elem.shadowRoot;
+  const childNodes = shadow.childNodes;
+  for (const node of childNodes) {
+    if (node.nodeName === "STYLE") {
+      node.textContent = `
+div {
+  width: ${elem.getAttribute("l")}px;
+  height: ${elem.getAttribute("l")}px;
+  background-color: ${elem.getAttribute("c")};
+}
+      `;
     }
   }
 }