coverageライブラリ

[universato]

library coverage (Ruby リファレンスマニュアル)
上記ページに対する変更です。

Ruby 2.5以降のオプショナルなモードを中心にドキュメントがなかったため、
RDocを参考に意訳しながら、ドキュメントを加筆・整備しました。

• Ruby 2.5:
  • 計測対象を切り替えるモードの概念ができる。これは、Coverage.startの引数で指定する。
• Ruby 2.6:
  • oneshot_linesモードが新設される。
  • line_stubメソッド追加。
  • resultにオプションを指定して、機能が柔軟になる。

relativeについて

RDoc側はrequireで対象ファイルを読み込んでいますが、
gemではなく自前で書いたファイルはrequire_relativeを使うべきだと思います。
requireだと、rubyコマンドの実行位置で読み込まれるファイルが変わってしまい、よくないのではと思いました。
この場合、 requrie_relativeかloadを使った方がいいと思います。

参考

#1977 2.6.0対応
Coverage.line_stubを追加しました。
Ruby 2.6 新機能：本番環境での利用を目指したコードカバレッジ計測機能 - クックパッド開発者ブログを参考にしました。