HTTP のメソッドごとに、接続先を振り分けます。
% centrifuge -p :10443/ssl host1:80 GET:host2:443/ssl POST:host3:80
とすると、 10443 ポートで SSL で待ち受け、 GET リクエストは host2 へ、 POST リクエストは host3 へ、 その他のリクエストは host1 へリダイレクトします。
この際、 host2 へのアクセスは 443 番ポートで、 SSL を使用します。
SSTP サーバーとの振り分けとか、自前のメソッドの定義が楽になります。
SSTP 接続は、ヘッダに SSTP で始まる文字列を送ってきますが、 Windows は最初の1文字、つまり S のみしか最初は送ってこないので、 以下のようになります。
% centrifuge -p :10443/ssl localhost:80 S:****.vpnazure.net:443/ssl
他にも、自前でメソッドを追加して、 443番ポートを節約できます。
% centrifuge -p :10443/ssl localhost:80 STONE:localhost:10022
とすると、 STONE ヘッダを持つ接続は、 localhost の 10022 番へリダイレクトされます。
なお、ヘッダも 10022 番へ送られるので、 stone 等で待ち受ける際には気を付けてください。
ssh と ssl を振り分けるのには、 sslh コマンドを推奨します。