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helloworld
\documentclass{jsarticle}
\begin{document}
この文章はLaTeXを用いています。
LaTeXを使う意味について
1. 読みやすいレイアウト
2. 数式を書きやすい
3. クロスプラットフォーム
4. OSS
\end{document}
ここからはお手元の環境によりますが、今回はシェル上の操作とします。
ではシェルを起動して、適当なディレクトリに移動してください。
上のtexコードをpractice.tex
として保存したら、早速コンパイルしましょう。
platex practice.tex
このコマンドを打つとなんかヴェアアっとログが出力されて、
practice.log
, practice.aux
, practice.dvi
というファイルが生成されます。
これはそれぞれ
-
.log
platexのビルドログ、 -
.aux
次のビルドの為の補助(auxiliary)ファイル、 -
.dvi
文書本体
だと思っていただいて大丈夫です。
.dvi
は "Device Independent File" の意味で、
出力デバイスに依存しない形式の版の状態です。
.aux
はlabel
やcite
などの参照に使われるのですが、
これらは後でのお楽しみ。
ビルドログにはエラーメッセージなど重要な情報が載っていますので、
この先困ったら.log
を確認するようにしましょう。
細かいことは後回しにして(気になったらWebリンクなんかも随時チェキしていただいて)、 このdviを出力形式に変換するわけですが、 これはdviからPDFに変換する作業だと思っていただいて結構です。
dviファイルをpdfに出力するにはdvipdfmxというソフトウェアを使います。
dvipdfmx practice.dvi
ちなみに、platex、dvipdfmxともに拡張子は省略できます。 気持ち悪いですがシェルスクリプトなどで自動化する際は拡張子をいちいち弄らなくて済むので楽です(でもやっぱり明示しないと気持ち悪いです)。
話を戻して、このコマンドを実行すると肝心なpractice.pdf
が作成されているものと思います。
こんな感じのpdfが出力されていたらオーケーです。
texからpdfへの変換は頻繁に行われるため、
簡単のためにこれら二つのコマンドを連続して実行するものとして、ptex2pdf
というものがあります。
オプションなど詳しくはこちらを参考に。
ptex2pdf -l practice.tex